《入谷朝顔市》鬼子母神
朝顔市で有名な入谷の鬼子母神へ行ってきました。
ロム・インターナショナルが発行している「東京を江戸の古地図で歩く本」によると、朝顔市発祥の地は、御徒町と伝えられているそうです。
御徒町には昔、「徒士(かち)」と呼ばれる下級幕臣たちが多く住んでいました。
武士は馬に乗れますが、徒士たちは歩いて従軍する身分でした。
彼らは仕事がなく薄給であった為、内職として朝顔の栽培をしていたそうです。
もともとは御徒町が朝顔の名所だったそうです。下谷は御徒町付近の別称で「下谷朝顔」として有名になりました。
文政年間(1818~30年)の初めが最盛期でしたが、奇をてらった朝顔が多かった為か、いったん廃れてしまったそうです。
しかし、御徒町と入れ違いに入谷、浅草などで朝顔の栽培が行なわれ、再び朝顔ブームが起こったそうです。
その後、何度か中断しましたが、戦後に入谷鬼子母神で復活したそうな。
10年ほどで廃れてしまった御徒町の朝顔市。今は面影もなく寂しいですね。
値段はだいたい、2.000円~3.000円ほどでした。 人気のある品種は早々と売れていたようです。
自分は、朝顔は買わず、鬼子母神でお参りをして家路へ向かいました。
*お参りするのにも、30人ほどの列に並びお参りするほどの混雑ぶりでした。
入谷駅の近くにこんな名前の喫茶店を発見しました。(^○^)
朝顔市の場所〔地図〕
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