《山中湖》旅行・2日目
今日は河口湖の方まで足を延ばして「鳴沢氷穴」と「富岳風穴」へ行ってみました。
貞観6年の富士山の側火山、長尾山の噴火の際、古い寄生火山の間を灼熱に焼けた溶岩流(青木ヶ原丸尾)が流れ下ってできたのが、この二つのトンネル式になった洞窟だそうです。
「鳴沢氷穴」は、とても狭い縦穴式の穴で、床は氷っていて滑るし、かなり屈まないと通れない箇所もあり、奥に進んで行くのがけっこう困難でした。
「富岳風穴」の方は、入り口を抜けると中は広々としていて、奥まで辿り着くまで結構な距離がありました。70~80mぐらい?
繭の貯蔵所があったり、
でも中は、0度しかないので、行く時はしっかりと、上着を着ていきましょう。
昔は、入り口を入ってすぐのスペースが「ダンスホール」となっていて、進駐軍の人達の社交場となっていたようです。
お昼は、富士吉田市の吉田うどんを。
吉田町周辺は、寒冷地であると同時に、土壌が富士山噴火の溶岩流や火山灰土の影響で、稲作に適した土地柄とはいえなかった事から、昔から畑作が中心で大麦や小麦、粟・稗・トウモロコシなどの雑穀類の栽培を主に行っていたそうです。
その影響で、今でもここ吉田町には70軒ものうどん屋さんがあるそうです。
その中でも、明治40年創業だという老舗のはなやさんへ。
メニューは、「湯もり」「ざる盛り」「皿盛り」の3つのみです。
初めてなのでオーソドックスに「湯もり」を注文。
どんなうどんかと思っていると、本当に汁がお湯だけの様な透き通ったうどんです。うどんの上にかつおぶしがのっているので多少の味はつき、いい香りがしますが、汁自体は、自分で、しょうゆや、薬味等を入れて味を調整するそうで、奥さんと子供とで試行錯誤。なんだか、面白いです。
麺は固めで、しっかりとしています。汁の味付けは、奥さんと子供は早くに決まった様でしたが、自分はなかなか決まらず四苦八苦してしまいました。
雰囲気も良く、いいお店でした。
沢山のうどん屋さんがあちこちにある様なので、又いつか、こっちに来た時の旅行の楽しみが出来ました。
夜は、石割の湯という温泉へ。
温泉へ向かう前から雪が降り始めていたので、雪を見ながらの露天風呂となり、とても風情がありました。
お風呂から出てくると、辺りは真っ白でした。
←上手く撮れず。
温泉は露天が2つ、内風呂が3種類ほど、サウナもあり、充実していました。
宿へ戻っても、寝る前まで体の芯がいつまでも冷える事なく、いい温泉でした。
明日の為に早く寝ようっと。
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